除雪機のエンジンが始動できなくてタンク内に入っていた燃料がほとんど空になっていたとの症状で修理に伺いました。
燃料タンク内部全体はキレイだけど底の窪んだ所はひどくサビてますね、燃料タンクとタンク側のストレーナーを外してサビを取り除くと穴が空いていたので燃料タンク交換になりますが、念のためホースとフィルタも交換して修理します。
HS55は昭和に発売された除雪機なので供給切れの部品が多く、今回注文する部品は供給可能だったのでラッキーでした。
結露が原因だとタンクの内部全体が錆びるので、今回のようなタンクの底の低い箇所だけ激しく腐食した原因は燃料携行缶に水が混入していたか、給油の際に雪が入り込んだか、または除雪機全体に水をかけて洗ったとか、かな?
ちなみにガソリンや軽油、灯油等の燃料よりも水は比重が重いので下へ沈殿しますし、燃料を落差でキャブレターへ送るために燃料タンクの給油キャップは外部から空気を取り入れる構造なので注意が必要です。