フレームの再生準備

AS285

120415-1120415-2
120415-3120415-4
120415-5120415-6
このボロいフレーム、ホンダスポーツS600のフレームです。
ボディ、フレーム、エンジンは1003※※※番台で、たぶん1965年型の前期型かな?
この車は私が農機販売会社に勤めていた頃に近くの車屋さん(試乗して車の状態を親切に教えてくれたのを覚えています)に展示してたのを見つけて親父に教えると「じゃあ買おうか」という事で我が家の家宝?として購入しました。
アレやコレや手直ししなけりゃダメだなって言ってた親父はその後天国に逝ってしまい、それから倉庫に入りっぱなしのS600でした。
エンジンも調子良くボディーも腐っていない状態の車でしたが細かな不具合を直して、もっとキレイにならないかと考えて当時の若さで何故か?S600のエンジンとミッション以外の全てをバラした後は・・・それからの人生は歳を取るとともに仕事が忙しくてノンビリ直す時間的な暇が無くて何も出来ずに20年以上も経ってしまいました。
(今考えるとココまでバラしてバカだったと少し?後悔してます)
その間は旧車雑誌を読み漁ってホンダSに関する記事を見つけてはスクラップブックにまとめるだけでフレームだけは小屋の軒下に置きっぱなしで錆びてしまい、夢だけ膨らませるだけの日々でした。
このままじゃイカンと思って、ここ最近の休日はレストアの段取り計画を頭に浮かべながら過ごしてましたが、自分なりの少しの時間で手がける作業の流れがまとまってきたのでフレーム再生の準備をしました。
今日はサビ落としと防錆下塗塗料セプター101Pを施工する準備のため、フレームにあるボルト穴のネジ山を全てタップで修正しました。
そしてボルト穴のネジ山にセプターが付かないように修正後はホンダ除雪機が入荷されたときの鉄枠を固定しているボルトを利用して取付して、今日の作業はここまでです。
はたして自分が老いてしまう前に完成するでしょうか?
まあ結果はどうあれ、時任せで今出来る事だけ考えて楽しく作業して行きます。
S600を運転した当時の感想はエンジンやエギゾースト音がスゴくいい音で、ガードレールからの反射音が今でも忘れられません。
でもブレーキが重くミッションもフルシンクロじゃないので3速→2速へのシフトダウンが上手く出来ずにギアを鳴らしてしまい、運転に苦労しました。
(当時ダブル・クラッチの意味がわからなくて、難しかったです)

関連記事

最近のブログ

TOP