シリンダーヘッドを締付した後はやっぱりバルブクリアランスが気になりますね、エンジンの始動は確認済みですが折角ここまで作業したので仕事であまり出番が少ないシックネスゲージを使って計測しました。
ゲージを差し込んだ時のキツさ感の判断のコツは工場長に教えてもらいました。基準値は0.2±0.02ですが・・・
IN側は1番から0.22、0.01、0.03、0.12
EX側は1番から0.30、0.14、0.03、0.07
ダメじゃん!という事でカムシャフトを外して全てのタペットシムを計測・・・の前に今までノギスしか使った事が無いのでマイクロメータの説明書を読んで使い方学びながらシムの厚さを間違えないように何度も計りました。
基準値に合うようにクリアランスとシムの厚みを頭をフル回転させて計算、必要な厚みのシムを注文します(狙った通りのクリアランスになれば良いのですが一発勝負では多分無理、と覚悟してます。
シムの交換はカムチェンテンショナーを外してチェーンを緩ませてからカムホルダーのナットを緩めてシャフトを外してカムシャフトを外して・・・作業の工程が楽じゃないです。