除雪機のダンパー交換メモ

昨年末に除雪部の高さ調整が効かなくなったとの故障修理メモです。

純正部品名はハイトアジャストフリーロックという名前で、喋るにも長ったらしいから通称ガスダンパーと呼んでます。

故障の原因は伸縮するダンパーのロックバルブの動きが悪かったり、ダンパー内部のガスが抜けてスカスカになってダンパーオイルも漏れてたりします。
(ホンダはダメだなあって言われても、ダンパーメーカーが作った部品なので悪しからず・・・)

サービスマニュアルの記載ではダンパー以外の取付ベースを含めた全ての分解順の為、マニュアル通りまじめに作業すると工賃が高くなってしまいます・・・ダンパーがロック出来ない故障で伸縮調整が出来なくなった場合、当店ではこのような手順で交換しております。

ガスダンパーは内部にガスが残っている状態かと思いますので、そのままガスダンパーを外すと伸縮がロックされない為にガスダンパーが急に突き出して伸びて危険ですので、除雪機の後部を持ち上げてハンドルパイプフレームにリジッドラック等を使用してクローラが浮かせてガスダンパーが伸びきった状態にします。
(作業中に揺すられても外れないように、きちんと固定します)

スパナを使ってガスダンパー下部のロックナットを緩めておきますが、型式によってスパナが入らない場合の為に安物のスパナを少し削って薄くしたのを使ってロックナットを緩めております。

ガスダンパーが伸びきった状態でダンパー上部のピンを外すとクローラフレームが地面に着いた状態になり、ガスダンパー全体を何回回して外れたかを確認しつつ緩めて外します。
(新しいダンパーを同じ位置で取付する際に回した回数が必要なので)

今回外したダンパーは内部のガスが抜けてスカスカでしたが、経験上ガスが残っている場合がほとんどです。ガスダンパーの下部には伸び縮みを調整する凸部があり、触れると部品が急に強く伸びて危険ですので気を付けて取り扱いして下さい。

取外した逆順で新しいガスダンパーを取付しますがダンパー下部のロックナットは再利用します、上部のピンの取付を終えてから締付しております。

ガスダンパー下部を取付した後は、クローラを持ち上げてガスダンパー上部のピンを取付しますが、ダンパーの向きは上部のステッカーが後部から見て見えるようにして取付しております。

ダンパー下部が外した時とおおよそ同じ位置で取付された関係上、オーガ高さ調節レバーの作動範囲を確認し、必要であればワイヤーの調整をします。

取り外したガスダンパー廃棄作業のガス抜きは危険ですので、ガス抜きをしないでそのままの状態で行きつけの車屋さんまたは農機屋さんへ処分のお願いが出来るか事前に確認をして下さい。

知識のある方には簡単な修理かもしれませんが得手不得手があると思います、下手すると怪我をする恐れがある部品ですので、自信がない場合はお近くの取扱店または農機屋さんへ依頼して下さい。

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