走行ベルトに傷?

除雪機

毎年ハードに使用されている除雪機の点検整備中に各クラッチベルトの状態を確認すると走行ベルトの端が少し摩耗してました、経年劣化のヒビ割れじゃなく何かに接触している跡です。

走行ベルトクラッチテンションアームのガタつきが主原因ではないようです、走行クラッチレバーを入れてベルトが張られると下側のミッションケースが通常より大きく動いてしまい、テンションプーリー端に走行ベルトが触れてしまいます。

ミッションを保持するプレートのボルト穴が欠けていてプレートとボルトのワッシャー等、関連する部品の交換になります。(気が重くなりそうです)

マニュアル通りの作業だと除雪部を分離して足回りのほとんどを分解してミッションケースを取り出してからの部品交換になるため大変な作業になりますが・・・無駄な時間と手間をかけたくないので知恵を絞って余計にバラさずで部品交換にアクセスしやすい左側の足回りとプレートを分解、そして見える隙間から「頑張って」部品交換しました。

でも走行ベルトテンションクラッチアームのガタつきもやっぱり気になりますね、除雪部を分離してアームの摩耗したブッシュ交換をします・・・もしブッシュが減りすぎて無かった場合は軸やクラッチアームまで交換になりました。

ベルトは軽くキズが付いていますが昨シーズン交換済みなので大丈夫と判断して交換しません。

今回は修理しましたが、もう十分に使い込んだ除雪機なのでまた別な箇所が故障した際には代替えしましょうね。

関連記事

最近のブログ

TOP