お店で納品の準備をしていると、エンジンが始動しなくて困ったとお客様が軽トラックにホンダ ミニ耕うん機 こまめ F220を積んで来ました。
詳しく話を聞くと1年以上使用しなかったとの事で、スパークプラグを新しく交換したら直るかなとお客様に提案されましたが、プラグじゃないですね。
燃料の劣化の度合いの確認のためエンジンに燃料を送るキャブレター内に溜まっているフロートカップを外してみると、やはり、内部は劣化したガソリンが固着して燃料詰まりを起こしてました。
キャブクリーナーを使ってキャブレター内部の燃料や空気の通る小さな穴に吹き付けて綺麗に掃除し、念のため燃料タンク内のガソリンも新しく入れ換えて修理完了!
(劣化の度合いが激しい場合はキャブレターを取外してオーバーホールとなります)
ガソリンエンジンの修理で最も多い故障原因です、長期間使用しない場合は燃料タンク内のガソリンの抜き取りを行ってキャブレターに付いているドレンコックを緩めて内部に溜まっているガソリンも抜き取って下さいね。
(または燃料コックを止めてエンジンが停止するまで空運転させてもokです)
尚、当店で修理の際に使用しているプロホルツ キャブクリーナーはホンダガーデンで購入出来ます。
(ホームセンターで販売されている安価な某メーカー製のキャブレタークリーナーよりも洗浄力は抜群ですよ!)