芝地の他に長い草地も刈ってから刃の回り具合が悪く、エンジンの調子もおかしいとの事で修理依頼された歩行型芝刈機です。
先ずは刈刃に付いているブレーキクラッチを外して状態を確認します。
刈刃のクラッチレバーを握るとエンジンの動力が伝わって刈刃が回転し、レバーを離すと動力が遮断されると同時に刈刃が空回りしないようにブレーキがかかる構造になっておりますが、このブレーキクラッチのスプリングが摩耗して動力の伝わり具合が悪く刃がスリップしたようですね、他は異常無しなのでスプリングだけの交換です。
次にエンジンの調子を診るためにエンジンオイル量を確認してからスターターロープを引いて始動させると何だかエンジンの回転が変ですね。
刈刃クラッチレバーを握って刈刃を回転させるとキチンと動力が伝わったと同時にエンスト、再始動のためにスターターロープを引いてもエンジンがかかりそうでかからすの始動困難です?(次回に続く)