除雪機のシューター投雪口の向きが左右に動かなくなった故障で修理に行ってきました。
動作チェックをするとシュータースイッチやリレー、モーターはOKなので、凍結して動かなくなっています。
試しにシューター回転部の隙間から注油してもダメで(やっぱりね)、シューターを外すと回転部はグリス切れを起こして解けた雪がしみこんでカッチカチに凍っていました。
今日の気温は一日中氷点下でとても寒くドライヤーを使って温めれば修理が楽なのですがお客様の家は留守で不在、知恵を絞ってウエスを軽トラのヒーター出口に置いて温めてから凍った回転部に当てがって溶かしてタップリとグリスアップして修理完了です。
グリス切れを起こすと機械に付着した雪が日中に溶けてシューター回転部にしみ込んでしまい、今日みたいに氷点下の気温が上がらない日は動かなくなります。
また、年中日当たりの良い軒下保管ですと塗装の色は退色してプラスチックやゴム関係が劣化するし、グリス注油されている箇所も油っ気がなくなりますので、気をつけて下さいね。