当店のお隣のである水沢区のお祭り「日高火防祭（ひたかひぶせまつり)」の囃（はやし）屋台に搭載されているホンダ大型発電機の点検整備が完了したので、屋台格納庫へ納品に行ってきました。
格納庫の中には９台ある囃屋台があり、当店が整備を受け持のは大町（おおまち）組の古い発電機で年に2日だけの使用なので程度がとても良いす。
発電機の中には水冷2気筒の4ストロークガソリンエンジンがコンパクトに収まってます。(初代のホンダライフかホンダＺのエンジンかな？エンジンを始動させると静かでイイ音ですよ)
さらに各部を見ると現在でも十分通用する構造で、この当時もホンダは素晴らしい技術を持っていたことに関心させられます。
この発電機は数年おきに点検整備を依頼されているのですが、数年前に札幌市の札幌ドームで開かれた「日本のまつり」に出場のため、この古い発電機の入念な整備依頼を受けた時はいつもよりすごく緊張した思い出があります。
(青森ねぶたや秋田竿燈（かんとう）、徳島阿波踊り、長崎くんちなど全国２０のまつりが競演し、岩手県内からは盛岡のさんさ踊りも出演した大きなイベントで、屋台を分解して運搬したと聞きました)
約３５０年の歴史を誇る水沢区の「日高火防祭（ひたかひぶせまつり）」は4月28日・29日にきらびやかな山車が町ごとに繰り出され、小・中学生が屋台囃に乗りたくても競争率が激しくて乗れない子がいるらしいです。
いつも昼間から見に行きたいと思ってるけど、農繁期で忙しいので・・・行けたとしても終了間際の時間帯ですね。